Glamorous Life 2

こんにちは、外はパリッ、中はジューシーな純子です。

いかがお過ごしですか？

グラマラスハイスクールの学年主任をしていますが、

最近流行りのWワークという事で、ラーメン屋も経営しています。

今日もどこかで見たような、チャラいカップルが来ましたよ。








とも；「デートでラーメン屋ですかぁ？」

流星；「けっこうここのは盛りもいいし、美味しいんだよ」



入店してきた二人は、こんな注文をしてきました。

流星：「おばさん、この純子スペシャルラーメン！

　　　　麺はバリカタで味濃いめの中盛り。にんにく増し。

　　　　トッピングが薬味ネギとメンマ。鶏油増し。

　　　　それとミニチャーシュー丼ね

　　　　あとアサヒの瓶ビールにグラス２つ」

純子：（面倒臭い注文だなぁ。おばさんってなんなのよ）

　　　「はーい、お連れ様はいかがなさいます？」

とも：「半チャーハンに、にんにく抜きギョーザ6個。

　　　　小皿でエビチリとたまごスープ。

　　　　あとは辛さ少なめミニ麻婆豆腐

　　　　食後に杏仁豆腐、お願いします。

　　　　あ・・あと紙エプロンお願いします。

　　　　そうだ、ビールを頼むなら、ビールのおつまみに

　　　　ピリ辛もやしや、メンマチャーシューいかない？」

流星：「そうだね、おばさん、メンマチャーシューで取り皿２つ」

　　　（面倒臭い注文だなぁ）

純子：「はーい、わかりました」

　　　（フードロスをするなよ。全部食べなさいよ）



とも；「ここのおばさん、どこかで見た感じがしない？」

流星：「いやぁ　見たことないなぁ。昔のスキンでしょ」

純子：（あの二人、いつかチャーシューにしてやる）








とも：「ごちそうさまぁ　おなかいっぱい」

純子：（そりゃあそうだろう）

とも：「流ちゃん、お支払いは？」

純子：（なーにが流ちゃんよ。イチャってんじゃないわよ）

流星：「ん・・ごめん、俺のPayPayは残高がないや」

とも：「ん～　おばさん、ファミペイは使えます？」

純子：「ごめんなさい、ファミペイは取り扱いしていません。」

　　　（きたよ、おばさん。一回この子をシメてやろう）








とも：「流ちゃん、お支払いどうしようかぁ」

流星：「おばさん、ここはツケは効きます？」

純子：「ちょっと無理なんですけどぉ」（特にあんた達にはね）








純子：「現金はありませんか？」

流星：「ん～　小銭はデートで使っちゃって、ないんです」

純子：「困りましたね、じゃあ身分証明はありますか？」

流星：「これで・・」

純子：「グラマラス高校ね。次回の来店時にお支払いを

　　　　お願いしますね」


（なによ、うちの高校じゃないのよ！）



さてこの二人、ちゃんと純子のラーメン屋にくるのか？

あるいは食い逃げをするのか？

どちらにしても、純子は怖いぞ～　ふふふｗ